人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Fugue No.14 fis moll BWV 883

勝ち負けを争うことも戦いという言葉も好きではないが、今日はもぅ2008年12月31日で明日は2009年になってしまうゆえに、半年前から練習を開始していつ仕上がるかもわからない状態でやってきた曲を12月になって、やはりどうしても年内に仕上げたいと思い立って決意をして、それを意識しながら練習を続けてきて
本日、大晦日。

Fugue No.14 fis moll  BWV 883 _d0103561_2244215.jpgバッハ先生にも届きますように、なんてシミッタレタコトを考えながら。









Fugue No.14 fis moll BWV 883

どんなに練習しても指はこれ以上うごかないのだし、
どんなに勉強しても3声を器用に響かせ納得して弾くことも無理だろうし、
普段は何ともなく弾ける旋律や指使いも、録音中にはなぜか別の指使いをつかって
パニックになったり、それでも音を止めてはいけないと焦って別の音を出していたり
でもそれが不思議とただただヤル気に繋がるってのはどういうことだろう。

そら私はピアニストでもないし、天才でもないってわかっているから、というだけの事かも
しれないし、弾きすぎてイヤになる事はあってもその音が出ている間に、
色々なことを感じさせてもらって、考えさせられながら弾くこの時間がたまらないのである。
自分が曲に、音に真面目に付き合えば付き合うほど音が動じてくれるからか。

最後に
グレングールドは特別な能力を与えられた人だったのだと改めて思った。
彼のBWV883のフーガのロックなノリはなんなんだっ!!!!
と絶叫したところで、2008年の記を終了します。

みなさま、来年も皆様にとって良い年となります!なりますって!良い年にしましょう!!!
by smithsmori | 2008-12-31 21:00 | 過去ログ(Gould)
<< 2009記 メリークリスマス、とおっしゃっ... >>